磐梯山・猫魔ヶ岳 (ばんだいさん・ねこまがたけ)1816m・1404m
2016.7.19(火)


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コースタイム 八方台登山口(7:05)→裏磐梯スキー場分岐(7:30)→弘法清水(8:40)→磐梯山頂(9:15)
磐梯山頂(9:35)→(9:55)弘法清水(10:05)→裏磐梯スキー場分岐(11:05)→八方台登山口(11:32)

八方台登山口(12:05)→(13:05)猫魔ヶ岳山頂(13:25)→八方台登山口(14:20)

レポの写真は(Norick撮影)以外は楓撮影です。

3年連続の福島だ!(⌒▽⌒)
今年は、去年 安達太良山から見た磐梯山へ!

朝は3時に出発し、三郷から外環に入って東北道へ。
上河内SAでトイレに寄ったら、
女子トイレの中にツバメが沢山いてビックリ。(@_@;)
手洗いの上の蛍光灯のカバーの上に巣が2個あって納得。
しかし、トイレの中で巣作りOKって、心が広いな〜。(⌒▽⌒;

東北道から磐越道に入って、猪苗代磐梯高原ICで下りて、
裏磐梯から磐梯山ゴールドラインで、八方台登山口へ7時前に到着。
何組かの登山者が支度をしていて、
『良かった、これだけ人がいたら熊は出てこないね!』とちょっと安心。
(あんまり人がいないと、熊が怖いじゃない?)
綺麗なトイレを使用させていただいて、
さあ、熊避け鈴を付けて 楓隊も出発だ!!\(⌒▽⌒)/


八方台登山口、熊注意!!


ゆるゆる登る楓(Norick撮影)

しばらくは緩やかな登りのハイキングコース的な道を行くのだが、
グジュグジュにぬかるんでる場所が時々現れ難儀する。

硫黄の匂いがすると、中ノ湯跡が見える。
そして、裏磐梯からの合流を過ぎると…すぐに急登が始まる。
う〜、キツイキツイ登りをせっせと頑張る。
7月にしては暑さは控えめだったが、それでも汗ダラダラ。(^^;;


中ノ湯跡、硫黄の匂いが…。

昔は温泉宿だったんだろうなぁ。


中ノ湯跡に着いた楓(Norick撮影)

傾いた木道で写真を撮る(Norick撮影)


道にたくさん咲いてたヤマブキショウマ

やっとこ登り切ると、花畑と弘法清水への分岐の標識が。
って、どっちに行っても弘法清水に行くんだけどね。
で、花畑コースへ進む楓隊。
ちょっとガスのかかる中、出会う花達をパシャパシャ、
しかし、バンダイクワガタはやっぱり残骸しかなかった…。


マルバシモツケ

たぶんバンダイクワガタの残骸


ミヤマシシウド

終わりかけのイワオトギリ


イチヤクソウ

ミヤマホツツジ


雨に濡れたカラマツソウ

一つだけ見たコウリンタンポポ


ソバナ? ミネシャジン?

再びマルバシモツケ

ぐるっと回って弘法清水に到着。
ここは、名前の通り清水が湧いてて、
小屋は2軒あるけれど、トイレは無いので要注意。


弘法清水にあった鐘


山頂を目指す楓(見える?)(Norick撮影)

それでは山頂へ!(^^)
…って、ここの登りはかなり厳しかった!!!
他の人のレポで、『意外と急登』とあって知ってたんだけど、
予想以上に長い急登が続いた…。(^^;;;
もう着くのかな〜? と思うと…まだまだ先があって、
山頂が見えるポイントで、
『あ〜、まだあんなに遠いじゃないか!』とガックリする。(^^;

汗をポタポタ流し、
いっぱい咲いているウスユキソウに心を慰められながら、
ヨロヨロになって山頂に到着!
あぁ、ガスで眺望が無い!!!(⌒▽⌒;;


磐梯山頂! 青空が!

磐梯明神サマ

それでも、時々青空が見えて、ちょっと喜ぶ楓隊。(*⌒―⌒*)

で…、Norick氏が、『楓の後ろ、お漏らししたみたいだよ。』と、
そう、ものすごい汗で、背中からお尻までグッショリになっていた私、(^^;
『本当にお漏らししてたらどうすんだよ!』と開き直る楓さん、
『それでも、分かんないんじゃない?』とNorick氏…。
いや、名誉のために言っときますが、してませんから!!!!!

そんなグッショリのお尻を岩に置いて、ご飯タイム。(^^ゞ
コンビニおにぎりと、(疲れ過ぎてて1個しか食べれなかった)
今回は輪切りレモンのドライフルーツ(袋入りのね)を持って行ったんだけど、
疲れた体にレモンはなかなか美味しかった。(*^_^*)

そして、3日前のレポで山頂にまだバンダイクワガタが咲いてたと読んだので、
一生懸命探してみるが、どこにも無かった。(T_T)

バンクワを諦めて下山開始。
みんな苦しそうに登って来るので、『もうちょっと!』と励ましながら下る。


ミネウスユキソウ

いっぱい咲いてた!


よく見ると…、

結構形が違うんだけど?

弘法清水に着くと…、子供がいっぱい!!(@_@;)
先生らしき人に『学生登山ですか?』と尋ねると、
『はい、中学1年生です、東京の子供たちです。』とのこと。
東京の某私立学園の生徒で、男の子ばっかり。
中学1年だから、ついこの前まで小学生だったって事で、
まだまだ小さい子も多い。
『まだ山頂じゃないのかよ〜!!』と騒いでる子もいた。(^^;

岡部小屋の前の小さなベンチが空いてたので、ザックを下ろし、
弘法清水の湧水を飲んでノドを潤す。(^^)
で、小屋で山バッジを2個購入。

小屋のオジサマが
『暖かい麦茶飲んでいきなさい。』と出してくれたのでありがたくいただく。
『バンダイクワガタはもう終わっちゃいましたか?』と聞くと、
『先々週くらいに終わっちゃったね、写真なら飾ってるよ。』と、
はい、その写真だけで姿を拝みましたよ。(笑)

すると、小屋の窓から岩場の先の方まで入ってる登山者が2名見えて、
オジサマが
『あ〜、あそこはロープ張って立ち入り禁止にしてるのに!』と怒っている。

山の立ち入り禁止箇所は、
危ないし、植物も無くなってしまうので、入るのは止めましょうね!!(-_-メ)

隣の弘法清水小屋にも行ってみて、山バッジを2個購入。
(あら、4個も買っちゃったよ!(^^ゞ)


では、下りますかと…子供たちで賑わう弘法清水を出発。
登りとは逆回りで分岐へ。
そこからは、ひたすらガンガン下る。

すごいスピードで下りて来た男性に道を譲ると、
一緒に山頂にいた人らしくて、
『あ、あの後でガスが晴れて眺望が広がったんですよ、
 ちょっと下りるのが早かったですね。』
と言われ、『くぅぅぅぅ!!』となる楓隊。(>_<)
まぁ、良くあるパターン、仕方ないね。。。

その後、男の子たちの大軍団にぶつかる。(^^ゞ
弘法清水にいた生徒の第2軍のようで、
『この後、まだ80人います!』と言われて、
道を譲ろうとしたら、先生が、
『いや、大人数だから待ってたら大変ですよ。』と、
『下りる人がいるから山側に避けろ〜!』と声を掛けてくれて、
お互いに譲り合って、案外とスムーズに進めた。

燕岳の時も思ったが、
この年頃は、女の子よりも男の子の方がしゃべりたがりのようで、
『こんにちわ〜!』の挨拶も元気が良い。( ̄▽ ̄)


ガッツリ下って、裏磐梯への道を分けて、
中ノ湯跡に出ると…、
『ちょっと、ちょっと!!』と後ろのNorick氏から声がかかる。
何かと思ったら、
『素っ裸で温泉にいる人がいる、もうちょっと行ったら見えちゃうよ!』
『何ですと〜〜〜〜?!』(@_@;)

はい、いらっしゃいました!(⌒▽⌒;
男女2人…素敵なお姿で。
見ないようにと思っても、どうしても目が行っちゃうんだもん。(^^;;
その場所に温泉があるのかどうか分からないけど、
人が来たのに気付いて、最初は『キャッ!』となったようだけど、
すぐに、生まれたままの姿で自撮りしたり、お互いに撮りあったり、
楽しそうにしてらっしゃいましたよ。

ってか、男性の裸はともかく、
グラマラスで豊満な女体は、男性には目の毒だろう!!
う〜ん、そういう趣味の人達なのかな?(どんな趣味だ?)
おかげで、私達は中ノ湯跡の写真が撮れなかったよ。(^^;;;

マッパの映像に魂を抜かれた感じで、ゆるゆる道を下りる楓隊。
『何だったんだろうね?』と話しながら…。
時々 ぬかるみに足を取られながら…。


下りてきたNorick氏

八方台登山口に戻ると、学生登山のバスがドーンとある。
(そりゃ、そうだろう)

とりあえず、トイレを借り、休憩所で残してきたお握りを食べる。
さて、この後どうするか?
車で雄子沢登山口まで移動して雄国沼まで散策するか、
ここから猫魔ヶ岳に登るか、
この2択で迷う楓隊。
疲れて脚がダルダルではあるが…、
猫魔ヶ岳に挑戦する事にして、出発〜!(*⌒0⌒*)

駐車場の奥から登山道に入ると、
すぐに下りて来た登山者に会ったので、
『ここはキツクないですか?』と聞いてみる。
すると、『キツクないですよ、楽勝!』と答えをもらった。
それを信じて進むぞ楓隊!!(*⌒0⌒*)


猫魔ヶ岳を目指す楓(Norick撮影)

尾根道をアップダウンする感じの道で、
プチ金峰山なイメージ?(大弛峠からのね)
磐梯山と猪苗代湖も見えて楽しい。


磐梯山と猪苗代湖

途中、後ろから来た単独男性に道を譲ろうとすると、
色々と話が弾んで…、
仙台の男性で、
裏磐梯から磐梯山に登って、八方台から猫魔ヶ岳を通って雄国沼に抜け、
登山口に自転車を置いて来たので、
それに乗って裏磐梯登山口の車まで戻るとのこと。

『ヒョー、健脚ですねぇ!』と感心すると、
『いやいや、飯豊山に登る訓練にこれくらいは!』と言う。
そうか、飯豊山…デカいもんなぁ。(^^ゞ
北アルプスには行きたいけれど、なかなか行けないとのこと。

そう言えば、去年 爺ヶ岳で仙台からの女性に会ったけど、
何日間か使って来てて、
せっかく来たからには色々な山行きたいって言ってたっけ。
東北から北アルプスは、休みもお金も必要だもんね…。(^^;

単独男性を見送って、楓隊も進むと……急登が現われる。(^^;
う〜ん、2個目の山だと結構キツイ…、
登山口で言われた『楽勝!』は、
『ラストだけちょっとキツイけどね』を付けなきゃいけないと思う楓さん。(^^;

それでも根性で頑張って、猫魔ヶ岳の山頂に到着!
おぉ、ぐるりの眺望だ!\(⌒▽⌒)/
登って来たばかりの磐梯山が美しい!
猪苗代湖、会津の街も見下ろせる。
反対側には檜原湖も。


猫魔ヶ岳山頂

更にちょっと進むと、雄国沼も見える。(*^_^*)
そこは登山者のグループが休憩していたので、
また山頂の岩場に戻って、休憩。


雄国沼を見下ろす

先に着いていた仙台の男性もいて、
『飯豊山も少し見えますよ』と教えてもらう。
飯豊山はまだ少し雪が残っているようだ。

磐梯山の奥の方には安達太良の最高峰の箕輪山や、
去年登った鉄山も見えている。


美しい磐梯山


檜原湖

猪苗代湖


奥に箕輪山と鉄山が!

岩に馬乗りになるNorick氏


磐梯山と楓(Norick撮影)


猫魔ヶ岳と磐梯山

磐梯山の眺望は逃したけど、猫魔ヶ岳の眺望はゲット出来て良かったぁ!(*⌒0⌒*)

雄国沼へ向かう仙台の男性と『いつか北アルプスで!』と別れて、
来た道を戻る楓隊。

ドンドン下りるのだが、さすがに疲れてる…、
Norick氏は『脚が痛い…』とちょっと遅れるし。(^^ゞ


いっぱい咲いてた…。

これも咲いてた…。


遅れ始めるNorick氏

小さい白い花、上手く撮れてないけど。

やたら生えてるキノコを撮ったり、
登山口近くに咲いてる小さい花を撮ったりして、
八方台登山口に到着。

あぁ、疲れた、もう歩けない!!(⌒▽⌒;;
ぬかるみで靴はドロドロだし、身体は汗まみれでヒドイし。


今日は、裏磐梯でお泊りなので、いそいそと向かう。
お宿は『休暇村裏磐梯』、
会員限定のリーズナブルな宿泊プランを予約出来たのよね。(^^)
温泉に入って、夕食バイキング、朝食バイキングで、
1人9,500円也(税込)…夕食にお酒色々飲んだから、もっと払ったけどね。
女性は花柄の浴衣も選べて嬉しかったな。(*^_^*)

夜には天体観測とやらもあって、
天文台で土星を見せてもらえた!(*⌒▽⌒*)
嘘みたいにハッキリと土星の二重の輪も見えて、感激!
2回も並んで見せてもらっちゃった。(*^_^*)


休暇村裏磐梯、前には天文台。

翌日は五色沼を散策。
しかし、毘沙門沼から柳沼まで歩くと戻るのが大変なので、
最初に毘沙門沼から少し歩いて、戻って、
車で柳沼へ移動して、そこから弁天沼まで歩いてまた戻るというコース。
なので、毘沙門沼へ戻る時にすれ違ったツアーの人達と、
柳沼から弁天沼行くまでにまた会うという…。(笑)


毘沙門沼と磐梯山

毘沙門沼の鯉


毘沙門沼

やっぱり毘沙門沼


青沼

??沼

何年かぶりで(何十年ぶりか?)五色沼を楽しんだ後は、
帰路に着く…。

お昼ご飯にお蕎麦か、贅沢に米沢牛とか?と店を探しながら。
心配は、水曜定休ってヤツなんだけど、
459を走っていると、米沢牛の看板があって思わず止まる。
営業中って出てるし、入ってみる事に。
ウッドペッカーというお店。
米沢牛のステーキは贅沢すぎて手が出ないので、
ランチの米沢牛のカレーを注文。
すごく美味しかった〜♪(*⌒0⌒*)


カレーにサラダがついて、1,600円

『いつもは水曜定休なんだけど、都合で休みずらして営業なんですよ。』
とのことで、とてもラッキーだったようだ。(⌒▽⌒)

なぜなら…この後 通り過ぎたお蕎麦屋さんはみんなお休みだったから!
やっぱり水曜定休って多いよね〜。(^^ゞ

高速に乗る前に、Norick氏の希望で柏屋で薄皮まんじゅうを買う。
そしたら、店のオジサマが『はい、どうぞ』って薄皮まんじゅうを2個丸ごとくれた。
これも、ラッキー♪(⌒▽⌒)

そして 磐越道から東北道へ、
で、『あの新しくなったSAに寄ってみようよ!』ってなって、
羽生PAで休憩。
おお、鬼平犯科帳だよ、良く出来てるね〜!(o⌒▽⌒o)


時代劇のセットみたい。

その後は、スイスイと走って外環三郷からお家へ。(^^)
お疲れ様でした〜。
苺クンのイタズラ跡や、ゲロッピ跡もあったけれど、
苺クンもあいるちゃんも元気で良かった。

楽しい楽しい磐梯山と猫魔ヶ岳と、五色沼でした〜。
ありがとう、ありがとう 福島!!\(⌒▽⌒)/




上2個は弘法清水小屋で買ったもの。
下2個は岡部小屋で買ったもの。
左下のバッジは昔の標高1819のもの。
2010年に計測し直して標高が変わったらしい。


八方台登山口は1194m、磐梯山までの標高差は622m


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